⽇本海おむすび旅【関⻄エリア舞鶴市編】

さてさて最終⽇はまた電⾞に揺られ、宮津駅から東舞鶴駅へ。
海を眺めながらゆったりした気持ちで乗る電⾞時間、とても好きです。

①牡蠣⼩屋 『鶴昇丸』
舞鶴の夏と⾔えば、岩牡蠣︕

ということで、牡蠣漁をされながら牡蠣⼩屋も運営されている河畑さん親⼦のもとへ。

漁港についたらみなさん牡蠣をひとつひとつきれいにお掃除されていました。
その⼿に持っている牡蠣の⼤きさにびっくり︕︕4年ほど育て、なんとひとつ400gもの⼤きさになるそう。

漁港の⽬の前にある牡蠣⼩屋『鶴昇丸』は、ちょうど私たちが訪問した⽇に夏季オープン初⽇。早速伺わせてもらい、お店の⼈気料理『牡蠣めしおむすび』を教えていただきました。
牡蠣出汁で炊いたごはんをおむすびにして、プリプリの牡蠣の佃煮を上に乗せるスタイル。⾒た⽬も味も牡蠣の存在感がすごい︕︕

そしてそして⽣の岩牡蠣も︕
⼤きな⼝を開けてひと⼝で⾷べたら、クリーミーな牡蠣が弾けて、⼝の中で⽇本海に溺れました。
これは体験してほしい〜︕︕

②海軍料理『松栄館』
海軍⼤将が過ごした部屋で「いただきます︕」

舞鶴市は海軍ゆかりのまち。
元⼤⽇本帝国海軍⼤将である東郷平⼋郎さんが通っていた元旅館『松栄館』にお伺いしました。今は当時の建物ほとんどそのままに、海軍料理が⾷べられるレストランとなっています。

現代は"家庭の味"として親しまれている⾁じゃがですが、もともとは海軍料理。
東郷平⼋郎さんが「ビーフシチューを⾷べたい」と⾔ったものの⽇本の調味料しかなくて、なるべく似せて作ったのが⾁じゃがだったんだとか︕
そんなお話を聞かせていただきながらシェフに⾁じゃがを作っていただき、そして当時⾷べられていた⻨飯をおむすびに。

東郷平⼋郎さんがよく宿泊していたお部屋でいただきました。
「いただきます」と⼿を合わせると、タイムスリップしたような不思議な感覚に。

③舞鶴⾚れんがパーク
100年前に海軍が⾷べていたデザートは・・

舞鶴のデートスポット、⾚れんがパーク。まさに映えスポット︕
こちらを案内してくださったのは、ベレー帽がお似合いの古橋さんです。
笑顔がキュートすぎる︕

「海軍が100年以上前に⾷べていたデザート」です︕
と⾷後に出していただいたのはまさかの・・・タピオカぷりん︕︕
今では「かわいい」と⼥⼦に⼈気ですが、当時は滋養強壮効果があるものとして⾷べられていたそう。
もっちもちで⽢いタピオカぷりん、当時もきっと⼤⼈気だっただろうな。

デザートまで⾷べてお腹が満たされたところで、今回の旅は終了︕
帰りは東舞鶴駅から京都駅まで電⾞で京都駅へ出て、東京へと戻りました。(東舞鶴駅から京都駅まではバスも出ていますが事前予約がオススメです︕)

本当に濃い3⽇間だったな・・
「美味しい」 「美しい」という思い出だけじゃなく、また会いたい⼈がたくさん増えたのが何より嬉しい。次は友達も誘って⾏きたいです。

旅のご提案をしてくださった⽇本海縦断観光ルートプロジェクトのみなさま、各地域で取材にご協⼒してくださったみなさま、本当にありがとうございました︕
そして素敵な写真を撮影してくれたマーシー(中⼭雄太くん)、ありがとう︕︕